bisoamika55

ダンス・歌・エニアグラム・アートセラピー・ヌーソロジー・数秘術etc 自己探求の旅の記録

源の声 〜オーセンティックボイス〜

 


 8割の人は自分の声が嫌い

という本を読みました。

 

 

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他者に聞こえている声は空気の振動を含んだ気導音ですが

自分の声は骨伝導で伝わるので

録音した自分の声を聴いてみると

多くの人が違和感を感じるのだそうです。

 


 

かく言うわたしも

JAZZレッスンを受けたり

ゴスペルに通いはじめた頃は

録音した声が自分のイメージと違って

やっぱり違和感がありました。

 

 


著者の山崎さんはこの本の中で

多くの女性達は【女性らしさ】という

【社会的な刷り込みを受けて形成された声】を使っている  

と指摘されていて、

 

これを『クレーンボイス』と呼び

クレーン女子の生きにくさを説かれていますが

クレーンボイスに対しての本物の声を

『オーセンティックボイス』=真実性のある声として

体の中のすべての骨、すべての腔を使った

その人本来の声=源の声と呼んでいます。

 

 

 

なかなか鋭い視点で面白く読めて

わたしも自己のオーセンティックボイスを

是非見つけたい!と思うようになりました。

 

 

 

自分の声をどうやって探していくのか?

という事はもちろん【 声に宿る本当の力】についても

書かれていて、とても興味を惹かれました。

 

 

~第4章 声を聞けば全てがわかる より 抜粋して引用~

 

古代のシャーマニズムでは神も悪魔も声に宿る

病を治す

声は生命、魂そのもの

 


今でもインドネシアの部族では

ある種の声によって

先祖の知識や歴史を瞬時に知る事ができると言われ、

西アフリカの生きた図書館と呼ばれるグリオは

何代にも渡る人々の膨大な系譜や歴史を声で伝えます

 

 

~引用ここまで~

 

 

抑圧した感情エネルギーの解放として

声を使うことはとても効果的だと

感じますし、情報としての音についても

数年前のベリーダンスのワークショップで

面白い体験をした事がありました。

 

 


3人のバイオリン奏者の音を聴いて

どのような人物像かを当てる  というものでしたが

イメージ遊びの大好きなわたしはすぐに

音から情景と人物像が浮かんできました。

 


ちょっとうろ覚えなのですが、確か

 


海辺に住む頑固な老人

ヨーロッパに住む若いけれど成熟した静かな人物


もう1人は、、、失念しましたが

 

この3つとも正解して

自分が一番驚いた事がありました。

 

 

人間は本来誰もが

こんな直感を持っているのだろう

と、思えたし

歌や踊りはそういう扉を開く根源的な

チカラがあるのだと

心から感じさせられた体験でした。

 

 

自己のオーセンティックボイスを探して

使っていく事は、私たちの中に眠っているチカラを

目覚めさせてくれるものだと感じています。