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ダンス・歌・エニアグラム・アートセラピー・ヌーソロジー・数秘術etc 自己探求の旅の記録

表現工房 洗濯船 Olympic the musical

ハーブのWSで知り合った声楽家の吉泉奈々子さん。

彼女の出演された Olympic the musicalを観てきました!

 

会場はオペラシティ3階にある近江楽堂

ドーム型の造りで教会にいるような可愛らしい空間。

 

オリンピックをテーマにしたこの物語は

ゼウスにイエスキリスト、菩薩とアマテラスの

4人の神々の会議から始まって

古代オリンピアの時代と現代を

タイムスリップするような構成でしたが

 

実力派の演者の皆さんの魅力が存分に発揮されていて

あっという間に物語に引き込まれ

わたしは2度も感涙してしまいました。

 

 

現代の過疎の町の【町おこし】に関わる人達が

テーマを決めていく中で

オリンピックのルーツを掘り下げていくのですが、

彼らのイメージが古代の人々の意識とリンクして

インスピレーションという形で繋がり

イデアが纏まっていきます。

 

 

どんなに小さく見えるような事でも

この物語のように

日常的に奇跡はおきていて

世界という織物は何処かで繋がっているのだ

そんな風に思いました。

 

 

わたしたちの意識は

縦横無尽に何処へでも行けますが

そこから

何を受け取って

何を大切にし

今という場所でどう働きかけるのか

もっと意識的にしていこう。

 

 

 

奈々子さんは

菩薩役、古代使者役、町おこしの言葉フェチ役の1人3役。

現代の言葉フェチ役の歌の場面では声楽家の一面を垣間見て

小さな身体でどうしたらこんな声が出るのだろう?!!

と興味津々に聴きましたが、、、。


なんと、初ミュージカルだったそうで、驚きでした。

ちっちゃいのにすごい表現力と存在感です。

 

 

舞台音楽担当されていた女性の

Siriの声と効果音のクオリティーには

あちこちからクスクスと笑い声が。

現代っぽさをグッと強めていた場面でした。

 

 


心に深く届くメッセージとは裏腹な軽快な面白さを

テンポよく90分という時間で構成されていて

脚本はどなたが書かれているのかな?と調べてみると

エスキリスト・宅急便の家寿さん役をされていた

武田桂さんという方でした。

 

今後の洗濯船の舞台も楽しみです。

 

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