エニアグラムを日常に活かす
数字の話をする時に
エニアを例に出すことが増えて来ました。
アウトプットが刺激となって
エニアグラム熱も再燃しています。
日常的な対人関係の中でも
エニアグラムのタイプという視点から相手を見てみるとき
自分自身を見つめる事と同じくらい
相手の隠された種が気になり出してくるのです。
この種とは、親子関係や環境・社会的影響を受ける前に
持っていた本質のようなもので、エニアグラム では
この本質を覆い隠すように鎧としての自我が育っていき
よく似たものにすり替えられていくと言われています。
さらに、タイプにはレベルという概念もあって
1人の人間の性格は一定したものではないという事が
わかってくるのです。
例えば相手が感情的に反応している時は
自動反応によって一時的にレベルが下がっている状態なのだと思うと
それほど気にならなくなり、
相手からの感情による影響を受けにくくなりました。
相手の反応に自分も強く反応した時には
自己の中に同じものがあるかを確認するきっかけにもなります。
他者理解なんていうのはおこがましいけれど
相手や自己を自我で観ない練習にはなるのかな?
と考えています。
自分自身にも、関わる相手にも
エニアグラム以外で参考にしているのが
星乃かたちみさんのblogより
【 人間は3つのメガネをしている 】リンク先はこちら☟
http://hoshinokatachimi.blog.jp/archives/3240664.html
目の前の相手の今の状態は
赤色メガネ(←親子関係や社会からの影響)
黄色メガネ(←エニアグラム的影響)
の
どちらなのだろうか?という風に。
私たちはつい
言葉というものを伝わる前提で使ってしまっているけれど
かけているメガネの違いという視点から考えると
自分の立ち位置から見てる【当たり前】を主張しても
違う立ち位置から見る【当たり前】は全く違っていて
むしろ、伝わらない方が当たり前なのだと気付く事が出来ます。
自分の環世界にどっぷりハマっている事が見えてくる。
人は大切な事や物ほど同一化しやすく
同一化しているものへの批判には強く反応してしまいます。
そもそも、自分が何に同一化しているのかさえ
気付けていないものなのです。
だからこそ【他者がいるのだ】と
最近は思えるようになりました。
その都度、細かく自分を観て
自己の脱同一化・再構築をしていくより他ないわけです。
(遠い目、、、。)
エニアグラムではまた、
成長過程で傷ついた結果、積極的に求めるものとして
セクシャル・ソーシャル・自己保存という概念がありますが
最近はここも気になってきています。
物語のメモさんのblog より
【 本能のサブタイプ 】リンク先はこちら☟
http://akamo39.hatenablog.com/entry/2016/09/15/091846
これも変わっていけるのだなー。と、
最近は思うのです。
わたしの場合はセクシャルが優位で自己保存が盲点でしたが
結婚してから(正確にはダンスを始めてから?)
盲点がかなり改善しました。
それまでは読み物も、書き物も、調べ物も
寝食忘れて興味のあるものに熱中しやすく
人と話していて自分の身体の事を忘れるなんて日常茶飯事。
(自己保存盲点↑)
対人関係も目の前の人一点集中で目に入るのが常でした。
(セクシャル優位↑)
置いてきぼりな身体、、、。
笑(笑えない!)
まだ癖は残るものの、今は熱中し始めた頃に気付いて
中断が出来るようになって来ました。
自己保存を優先した結果、ソーシャルが最下位に落ちてきたので
意識してセクシャルを抑えて、ソーシャルを使いたい。
と、思うようにもなって来ました。
こんな風に
自己を顧みるツールとして
エニアグラムは多くの現代人に
理解しやすいものだと感じます。
特に思考タイプの方には伝わりやすいのではないかな?
と感じましたが
感覚タイプで、自己の整理整頓をしてみたくなった方にも
お勧めです。(←夫はこのタイプです。)
他にも、数字マニアな方には数秘術が
感覚タイプにはアートセラピーがお勧めです。
どちらもわたし自身が自分を掘り下げる為にとても役立ちました。
今でも定期的に使っているツールです。